患者様・ご家族様へ
当院の特長
骨折や脳梗塞が発症した後に、自宅復帰や社会復帰を目標とし自宅への復帰をサポートする看護・介護を提供いたします。
外来リハはございませんので入院患者様に病院スタッフ一丸となって力を合わせ、サポートしていきます。新しくできたリハビリテーション病院ですので綺麗な環境でのびのびとリハビリに取り組み、入院生活をお送りいただけます。
入院中から自宅復帰を想定したリハビリや家屋調査を行い、患者さんに合わせたリハビリを行っていきます。そのため、退院後も自分らしく生活が送れるよう手助けをしていきます。
入院の流れ
急性期病院から入院希望により、迅速に対応します。
紹介により回復期の患者様を受け入れいたします。病気や怪我で急性期病院に入院し、状態が安定したところで回復期の治療が適応な場合に当院への紹介・入院となります。対応疾患や入院時期などは医療ソーシャルワーカーにご相談ください。
入院のお問い合わせ・入院相談の予約
- 地域連携担当職員(山本・関)あてにお電話ください。
TEL:地域連携課直通 048-933-6006 - 現在のお体の状態などについてお話を伺います。
- 入院中の急性期病院の医師や相談員様と連絡を取り合い、転院に向けた調整を行います。
- 調整が済み次第、相談員やご家族様に連絡し入院相談の日時を決めさせて頂きます。
- ご来院頂いた時に入院等の詳細についてのご説明を行わせて頂きます。合わせて病院見学も行って頂きます。(およそ1時間位かかります)
回復期リハビリテーション病院対象疾患
回復期リハビリテーション病院は入院できる疾患や期間などが決まっています。下記の表を参考にして下さい。不明な点などがあれば随時お電話をください。
TEL:地域連携課直通 048-933-6006
疾患 | 病棟に 入院できる期間 |
---|---|
1) 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、 脳腫瘍、脳炎、急性脳炎、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、 腕神経叢損傷等の発症又は手術後義肢装着訓練を要する状態 |
150日 |
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、 重度の頚椎損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷 |
180日 |
2) 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折 又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 |
90日 |
3) 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、 手術後又は発症後の状態(FIM115以下 BI85以下) |
90日 |
4) 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、 筋又は靭帯損傷後の状態 |
60日 |
5) 股関節又は膝関節の置換術後の状態 | 90日 |
※資料出展:厚生労働省/回復期リハ病棟入院料を算定可能な疾患
(2010年4月改定)
当院実績
① 回復期疾患別分類
② 平均在院日数
脳血管疾患 | 105.2日 |
---|---|
運動器疾患 | 69.3日 |
廃用症候群 | 50.0日 |
③ 在宅復帰率
脳血管疾患 | 90% |
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運動器疾患 | 95% |
廃用症候群 | 100% |
④ 疾患別平均FIM(運動項目のみ)
接遇委員会の取り組み
当院では、2016年1月より退院時にアンケートの協力をお願いしています。
ご意見を参考にして、より良い病院づくりを目指しています。
※下の集計表は令和2年4月から令和3年3月までのものです。
入院中の一日の流れ
退院後について
入院中から自宅復帰を想定したリハビリや家屋調査を行い、患者さんに合わせたリハビリを行っていきます。そのため、退院後も自分らしく生活が送れるよう手助けをしていきます。
退院するまでに自宅への訪問調査を行い、家屋改造や家族の方へのアドバイスなどの必要性を検討します。また、ケアマネージャーと共同で通所や訪問など介護保険のサービス利用も考慮した安心できる準備をするようにいたします。